プレスリリース「 生活介護 陽~新型コロナウイルスに負けない!から見出した『パイオニア的支援サービス』~」
弊社は、埼玉県鴻巣市 生活介護事業所「陽(HARU)」にて、新型コロナウイルス拡大に伴い重症心身障がいの方及びご家族を対象にzoomを活用した在宅支援サービス『Smart Home Care』を導入いたしました!概要はつぎの通りです。
弊社は、2002年より埼玉県を中心に障がいがある方の就労・生活支援事業を行っております。我々の福祉業界は、今日に至るまで多くの制度変革がありました。なかでも2003年の措置から支援費制度への変革は経年の福祉業界に大きな変化をもたらしました。この制度により市場原理が導入され、日単位の報酬構造が構築されたのです。よって1日の利用者数が事業所運営に直結をすることから、事業所はサービス内容の差別化と充実が強く求められる競争戦略が必要とされる業界になってきていました。
しかし、この新型コロナウイルス拡大による感染リスクの増大は、戦略・サービス内容問わず、多数の利用者が感染予防から休所希望し利用率が下げるという、多業種同様運営に危惧せざるを得ない状況を与えました。加えて当事業所は、昨今社会課題となっている「医療的ケア」を必要とする重症心身障がいの方々が多く利用されています。基礎疾患や肺炎などの既往歴があり、徹底した隔離を行うことから利用率低下により拍車をかけています。解決策のない状況に一時は憂慮をしましたが、私共はある解決策を見出しました。その材料は、4/9付の厚生労働省通達の「人員基準等の臨時的な取り扱い」内【電話等によるできる限りの在宅支援にて通常報酬の算定可】です。私共は、この通達を未来に続く実りのある支援の始まりと捉え、在宅支援『Smart Home Care』を検討実用化いたしました。
『Smart Home Care』とは…ビデオ通話アプリを通して各種在宅支援を指します。
・看護師による日々のバイタル確認・健康相談・医療品相談等
・介護福祉士のよる介護相談、交流活動の提供等
早速、ご家族から『自粛生活により今まで以上に社会から切り離されてしまう不安を感じました。顔を見ながら会話できることに安心します!』というような言葉と、職員の呼びかけで満面の笑みを浮かべる利用者を目にすることができています!現状福祉業界ではIoTに即さない業界と言われています。しかし今後は当該サービス起点とし医療機関とも情報を共有しながら社会情勢に即した先駆的な支援の充実と実現、延いては制度改革一翼となる活動を行っていきたいと考えています。
【お問い合わせ先】
名称 :株式会社チャレジョブ 生活介護事業所「陽(HARU)」
住所 :埼玉県鴻巣市本町7-7-12
担当者:野口 芙実子 TEL:0800-800-0311 E-mail:noguchi@challe-job.co.jp
下記のリンクからPDF形式でダウンロードが可能です